FC2ブログ

『海の底』 有川 浩

本の内容

潜水艦「きりしお」の乗組員の冬原と夏木。艦長は彼らのことを「有事の人材ですから」と弁護するが、平時に彼らが起こすトラブルはハンパない。免職処分になりかけたことも一度や二度ではない。

その日、きりしおは米軍横須賀基地に停泊していた。外は春の桜祭りで人がごった返している。そこに突如、巨大な赤い甲殻類が現れた。例えるならメートル級の巨大ザリガニ。その数、万単位。

祭りに来ていて逃げ遅れた子供と、きりしおに立てこもることになった冬原と夏木。彼らの運命はいかに?また、巨大ザリガニの正体とは?

感想

理性的でアメとムチを的確に使いこなし、子供相手でも容赦しない冬原。自分の想いを一生懸命伝えようとするが、言葉にするとちょっとずれてしまう夏木。ふたりともいいキャラです。陸上では、別のふたりの策士が事件解決に向けて暗躍します。有川さんの本に出てくる男の人はカッコイイな。

ひとつ残念なことは、冬原と夏木が出てくる短編「クジラの彼」を先に読んでしまったこと。先に海の底から読んでいれば、より楽しめた気がする。

2010.03.14 11:40 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) |

『図書館戦争』 有川 浩

本の内容

元号が正化に変わる頃、メディア良化法が制定された。目的は人権擁護、青少年をメディアの悪影響から守ること。だが、その内容を拡大解釈し、表現の自由への弾圧や検閲が行われた。武力を持って。

メディア良化法に対抗するために図書館の自由法が制定された。
図書館の自由に関する宣言
1.図書館は資料収集の自由を有する。
2.図書館は資料提供の自由を有する。
3.図書館は利用者の秘密を守る。
4.図書館はすべての不当な検閲に反対する。

図書館の自由が侵されるとき、我々は団結して、あくまで自由を守る。

これは、検閲と戦う図書特殊部隊の物語。メンバーは、笠原郁(熱血バカ)、堂上篤(怒れるチビ)、小牧幹久(笑う正論)、手塚光(頑な少年)、柴崎麻子(情報屋)、玄田竜助(喧嘩屋中年)。

彼らは検閲から本を守ることができるのか?

公式サイト

『図書館戦争』公式サイト

2010.02.28 14:53 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) |

『レインツリーの国』 有川 浩

本の内容

向坂伸行(さきさかのぶゆき)は、中学生のときに読んだ忘れられない本があった。その本をキッカケにして、ネットで彼女と出会った。

メールのやりとりで親しくなって、彼女と会った伸行は戸惑ってしまう。
「食事は静かな店がいいです。」
「映画は洋画の字幕にしてください。」
どうしてこんなにこだわるんだろう?

彼女には、伸行に対して今日だけでいいから隠し通したい秘密があった。

感想

僕はこの本を読むまで、彼女の秘密(ネタバレするのであえて伏せてます)について無知でした。今は、少しわかった気がします。もし、そういう場面に遭遇したら、前よりうまく対応出来たらいいなと思います。

2010.02.28 14:34 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) |

『塩の街』 有川 浩

本の内容

宇宙から落下したモノの影響で、人が塩になっていく世界。人はその現象を塩害と呼んでいた。治療法もわからず、人類は滅亡を待つしかないのか?

感想

読み始めて、絶望感でいっぱいになりました。みんな塩になるしかないんだなと思いました。

僕の好きな登場人物は、入江です。目的のためなら手段を選ばない非道な感じですが、先を考えなんだかんだといいながら部下のことを思っています。こんな上司がいたらちょっといいかも。言動がストレート過ぎますが・・・
入江のセリフ
「愛は地球を救うって、ヘドが出そうなキャッチコピーの番組やってたの知ってる?」
「あれがもう、嫌いでねえ」
「愛は世界なんて救わないよ。賭けてもいい。愛なんてね、関わった当事者たちしか救わないんだよ。救われるのは当事者たちが取捨選択した結果の対象さ」

2010.02.21 16:40 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) |

『数学ガール ゲーデルの不完全性定理』 結城 浩

本の内容

数学は得意だけど女心はちょっとわからない高校生の僕、僕と同じクラスの才媛ミルカさん、僕の後輩で元気少女テトラちゃん、僕のいとこの中学生ユーリちゃん。この4人が数のパズルを解きながら、数を学ぶ物語です。

2010.02.21 16:16 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) |